ABC分析結果(水道事業) (平成29年度現在)
※29年度決算(29年4月1日~30年3月31日)数値より
分析結果
給水原価は、本年度172.60円で、「浄水施設からお客様の蛇口まで水をお届けする費用」が給水原価の33.7%、「浄水施設で水をきれいにするための費用」が19.1%と、これらの費用で全体の約半分(52.8%)を占めています。また、「東部水道企業団から受水するための費用」が28.3%となっています。
給水原価を構成する会計費目では、受水費(28.3%)や減価償却費(21.2%)、人件費(17.7%)の順で割合が高くなっています。
水道事業は「装置産業」と言われ、資産のほとんどが配水・給水施設(お客様の蛇口まで水を届けるための施設)や浄水施設(水をきれいにするための施設)で占められています。そのため、これらの施設に係る減価償却費や施設の維持管理のための人件費、修繕費などの割合が高くなります。
今後も、施設の老朽化に伴う改築・修繕経費や、耐震化などの災害対策経費の増加が見込まれますが、安全で安心な水道水の供給を途切れることなく続けていくため、「上下水道ビジョン」及び「水道事業経営戦略」に基づいた効率的な事業経営を進めていきます。
分析結果の詳細
平成29年度の水道事業のABC分析結果の詳細につきましては、以下のファイルをダウンロードしてご確認ください。
平成29年度水道事業のABC分析結果 【PDFファイル:392KB】
年度別の分析結果
水道事業の年度別の分析結果につきましては、以下のページに掲載しています。
年度別分析結果