(1)おいしい水の要件
 水の味の感じ方には個人差や環境条件があり、おいしい水とはどのような水かを考えるための一例として、厚生省の諮問機関「おいしい水研究会」が1985年4月にまとめた「おいしい水の要件」というものがあります。
項 目 指 標 市内給水栓
(表流水系)
渕受水地点
(表流水系)
市内給水栓
(地下水系)
内     容
蒸発残留物 30〜200mg/l 61 108 146 Ca,Mg,Na,Feなど、主にミネラルの含有量を示す。量が多いと渋み・苦味・塩味等が増し、適度に含まれると味がまろやかになる。ただし、Fe,Mnは「カナケ」と言われる異臭味を水に与える。
硬度(Ca,Mg) 10〜100mg/l 30.8 42.3 82.4 ミネラルの中で量的に多いCa,Mgの含有量を示し、硬度が低いとくせがなく、高いと硬く重い感じがする。硬度成分のない軟水はおいしくない。
遊離炭酸 3〜30mg/l 2.9 3.3 10.2 水に溶けている炭酸ガスのこと。水にさわやかな味を与え、多いと刺激が強くなる。
有機物等
(過マンガン酸カリウム消費量)
3mg/l以下 0.8 1.5 0.5 有機物の量を示し、多くなると渋みをつけ、水の味を損ないます。
臭気強度 3以下 - 1 - 測定しようとする水を無臭の水で希釈し、無臭になったときの希釈倍数のこと。「カビ臭」「ドブ臭」が問題になり、不快感を与える。
残留塩素 0.4mg/l以下 0.4 0.5 0.4 水にカルキ臭を与え、濃度が高いと水の味をまずくする。
水温 20℃以下 11.7 9.2 13.5 水のおいしさを左右する要因となり、10℃〜15℃の水は、人に最も清涼感のあるおいしさを感じさせる。
※水質データは平成20年2月分 (表流水系の採水場所は嘉瀬町、地下水系は大和町)

佐賀市の水道水は、おおむね「おいしい水の要件」を満たしていると言えます。